森の風避難所に、昨日のバッグのプレゼントに参りました。
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縫って下さった井上様母子は昨日から、盛岡にお泊まりでしたので朝早くに鶯宿温泉にご一緒に向かいました。
森の風では、タスキを編んでくださった ”編み物チーム”の ご婦人達がロビーでお迎え下さいました。お出かけの方や、病院通いの方もお出ででしたが、
バッグをお作り下さった井上様と、避難所の皆様が直接交流が出来て、本当に良かったです。

避難所で手作りされた刺繍糸の鞠をお礼にプレゼントされて、ほっこりとした時間でした。
手芸がご趣味の井上様にはいろいろと質問も飛び、避難所の皆様が手仕事に精を出してられる様子が伺えました。
洋裁がお上手な方は、手で返し縫いをしてブラウスを完成されたそうです。残念ですが今日はお召しになっていませんでしたが。
始めの頃、冬物衣料は沢山支給されましたが、夏物が不足していると聞いていましたので、工夫して乗り越えておられるのだと感心しました。


DSCF1713支給された衣料品のサイズ直しがしたいと兼ねてから仰っていました。
そこで、かなりの年代物のミシンをお届けしました。快適に動くかどうか心配でしたが、機械の修理が得意な方もおられると聞き、安心して置いて参りました。

洋裁の得意な方が、きっと皆さんズボンの裾上げなどなさってることと思います。







DSCF1709前回訪問させて頂いた際にお願いしていました販売用ペットボトルホルダーも沢山編み上がっていました。
丁重にお預かりしましたので、責任を持って販売させて頂きます。







まるで友人をお家に招いたように、明るくおもてなしを頂きました。



編み物したり、刺繍をしたり、洋裁をしたり、お好きな事で時間を過ごされるのは一時癒されるかも知れませんが・・・
心の奥深くは、これからの事で不安がいっぱいだと感じました。
仮設の生活がどのようなものなのか? その回りの住環境は? 生活物資はどうすれば良いのか?
ひとつづつ考えると前に進めなくなりそうですが、
それでもやるしかないと、お互い力付け合っておられました。

ほんの小さな力にでもいいからなりたい思っていましたが、恐れ多くて口に出せる言葉ではないとつくづく感じ入りました。