今日は、繋温泉に避難しておられて、避難所アミマーさんたちの連絡係をして下さっていた方が、事務局を訪ねてくださいました。

11日には盛岡を立つのでその前に!とお顔見せて下さったのです。
今までのように毎週行き来が出来なくなるため、この先の編み物の材料を預かって下さるとのことでした。とっても素敵な作品が載っているテキストまでお持ちになって、それらに沿って糸揃えを一緒にしました。
帽子とマフラーが一体になった、素敵な作品が編み上がると思います。小ジャレタバッグも。
とってもお上手な方ですので、販売される日をご期待下さい。

その方が、
「家も何も流され、一時は何も考えられなかったけど、編み物で本当に救われたわ。編み物の先生が来て下さってみんなで編めて楽しいかった。これからも、続けられるのが嬉しい!」と。
反対に、私達の胸が詰まるような言葉をかけて下さいました。
「繋温泉から仮設に移られた方達はみなさん続けてられますか?」と気遣いもされて、
その後もハートニットが連絡を取り、作品をお預かりし、毛糸をお届けしている旨お伝えすると、本当に喜んでられました。
ホテルで3ヶ月一緒に過ごされた方達のお気持ちはひとつですね。

仮設で2年、その後は自力で!
そこから先の事は思い計ることは出来ませんが、
そんな素振りひとつなしに、いつも我々を受け入れて下さいますことに敬意を表します。