8月27日(木)、新潟のラジオ局 FM PORT の番組「MORNING GATE」で、ハートニットの活動を取り上げて頂き、番組でご紹介を頂きました。

毎週木曜日のこの時間は、東日本大震災の復興支援情報を取り上げています。今日は、岩手県の女性たちが、仮設住宅で手編みのニットを作る活動  「ハートニットプロジェクト」について 福地ひとみ さんからお話しを伺います。

 ■ハートニットプロジェクトとは?
  被災地の女性が震災直後から始めた、編み物を通して復興を目指す活動です。   ハートニット商品は、全国から届けられたご寄付の毛糸を使用し、山田・大槌・釜石・大船渡・陸前高田、内陸へ移住された被災地の女性たちが作る手編みのニット製品です。

 ■具体的にはどのような活動を行っているのですか?   
  1ご寄付の毛糸   
  日本全国、世界各国から支援の毛糸が届きます。その毛糸を仮設住宅へ届けます。
  2仮設住宅で編み上げ
  被災された女性たちが、楽しみながら作品を編み上げます。    品質を保つため、先生によるチェックも行います。
  3全国各地で販売
  復興支援イベントや、常設店舗で作品を販売。    収益の全額が編み手の収入となります。

 ■スタートするキッカケは?
  震災後、食が届き、衣が届き、暖が確保されていくなかで、次は心の癒やしが必要になると感じたボランティアの手により、避難所や仮設住宅で過ごす方々へ、毛糸と編み具を届けることからこの活動は始まりました。
  編み物を通して被災地の女性たちの心に温もりを届けたい......。そうした想いからスタートした活動でしたが、編み上がる作品の素晴らしさを目の当たりにし、作品の商品化へと活動が発展しました。
震災から1年半が過ぎ、ハートニットプロジェクトは、   被災地の女性自身が主体となる活動へと新たに歩み始めました。

 ■編み手さんはどれくらいいるのか?
  山田地区   18名   大槌地区   11名   釜石地区   6名   大船渡地区  6名   陸前高田地区 17名   盛岡地区、他 15名 合計 73名
幸いに、家業である漁業が復活し、生業の中心が移行した方、新たに地元で仕事を得た方は
嬉しい卒業をされ、ニット作品を直接支援企業に納品する事で自立された方もあり、今現在は45名の方が参加されています。

 ■販売会なども行っているそうですね?  
 これまでの販売会開催実績   合計回数 340回   合計日数 651日です。

 ■これまで、どれ位の売り上げとなったのか?
  震災直後からこれまでで、売り上げはおよそ3,700万円を突破。   編み手に全額還元され、生活再建に役立てられている。プロのニット作家として独立した人もいます。

■どんな作品がありますか?
  3千円前後のストール、   編みぐるみのペットボトルホルダー、   コーヒーの紙コップに付けるマイスリーブ   緻密なレース編みのピアスほか、糸から編み上げられるものは何でも。

 ■新潟から協力、支援する方法はありますか?
  ・ワンコインサポーター募集中!
   ハートニットのサポーターメンバーになって、このプロジェクトを支えて頂けたら嬉しいです。 ご支援頂きましたご支援金はハートニットプロジェクトの活動資金として使わせて頂きます。   
サポーター会員 一口 500円(複数口 可)


作品をお買い上げ頂く事でご支援を戴けたら嬉しいです。また、新潟地方で販売会を開催して頂くことでのご支援をお願いします。